うちのセキセイインコ♀も、やけにご機嫌でさえずりまくっているなぁ、と思ったら途端に体調が悪くなったりします。
卵が出来る時期のようです。
鳥が体調を崩した時は「 保温と栄養 」が一番だと聞いたので、インコを保温するための保温室をクリアファイルで自作してみました。
また、体調を崩すと食欲もなくなり水もあまり飲みたがりませんが「カルビタバード」を原液のままならば、ペロペロ舐めてくれました。
食欲が無いなりに水分補給になるのか?こうすることによって💩も出るようになります。
Contents
クリアファイルについて
クリアファイルは書類を仕舞う他、半透明で丈夫なのでカットして栞に使ったり用途は多様。家庭でも何かと用途があります。
買わなくてもどこからともなく増えていませんか?
インコの体調が急変してからでも「組み立て簡単」です!
カットして、パーツをセロテープで貼ってパパッと作れます。
購入するにしても100枚で数百円という大変お安いもの。
天井も作ってあげれば「ヒーターからの熱」が上に逃げるのを防げ、断熱効果抜群!
インコの温室。。。。w
用意するもの
- クリアファイル 2枚
- はさみ
- カッター
- セロテープ
作り方
クリアファイルを、ケージの形に合わせて切り貼りします。
これで大方出来上がったようなものなのですが、この後微調整をします。
ぴのこの大好きな「電気ストーブさん」の「 コードを出す穴 」を作ったり、
こっちが見えて視界が良くなるようにカッターを使って「 小窓 」を作ったり。
小窓について ~ストレス防止~
ぴのこのケージの隣に他の小動物のケージを隣に置いていたことがあったのですが、しっかりヤキモチも焼きました。
「オマル( 簡易便器 )」のような格好になって動かなくなり、エサも全然食べなくなってしまったり。
隣の子は「臨時保護」みたいな感じだったのでそのうち居なくなりましたけれど、そしたら急にエサを食べ始めるようになり。。。。w
こんな、まるで人間のような「インコ」。
具合が悪い時は外界になんか関心を示しませんけど、復活するのも早いので、ストレス溜まるんじゃなかろうか。。。。。
ということで、こちらの様子が見えるように「小窓」も設置。



いたれりつくせりだね。



弱ってる子には何でもしてやりたくなるものです。
産卵期がいつなのか分からないので油断ならない件
「初産」で「卵詰まり」になったときの「ぴのこ」
痛そうに長時間唸っていたので獣医さんに( 正確にはペットやさん )卵を取ってもらいました。
別室に連れて行かれたんですよ!
荒療治だったらしくぴのこは鼻血を出して戻ってきました。
クチバシもアワアワと何か叫ぼうとパクパクしているのですが声が出ない状態で視線もどこかに飛んでいました。
よく生きて還ってきたと思いましたが、同時にペットやさんは、良くこういうことを請け負えるなあと感心しました。
死んだらどうするんだろう?
次回からは自力で卵を産めるようになりましたが、最期はやはり卵詰まりでした。
「発情期」は突然やってきますので厄介です。
ほんと、朝までは元気だったのに、午前中ふと気付くと全然声がしてないし。
近くに寄って行って声をかけると、目なんかつぶっちゃってジ~~っとしてるし。
気付くと「あれ?もしかして最近まったく餌を食べていない?」なんてことも。
我が家はペアガラスで1年中温度が安定しているせいか、真冬でも卵を産んでしまいます。
ペアガラスじゃなくても人間の住む場所は温度があまり変動しませんよね。
「人間と共存している」もうそれだけで大自然と違うわけです。
ピコピコメコメコ・・・ご機嫌で一人で勝手にやってるなあ、というときは超危険です。
玩具や鏡をケージから撤去するのが有効とのことですが、なんかうちの場合 全く意味なし。
今現在のお相手は「 ヒーター君 」だし撤去のしようがありません。
パソコン打ってると、声を張り上げてやってたりします。
うるせっ!!
って言うと、一瞬我に返って
「ブルン!!」
と震えて、ボワッと羽を膨らませて、やっと止まります。
インコ飼ってる人なら解りますよね、この描写 w
具合が悪いインコ 。ヒーターにピタッとくっ付いて、ちゃんと集中治療室の中で丸くなってます。
産卵期がいつなのか分からないので、具合が悪くなると毎度ヒヤヒヤします。
人間が飼育しているだけで自然の環境と違うので「発情」は一年中にどうしてもなってしまうようです。
かといって寒くしたり、ダイエットさせたり人工的に調節するのも危険なことらしいです。りっか動物病院 小鳥の産卵 参照
「ぴのこ」は家族が衝動買いしてきた為、小鳥の飼育に関する知識が全くありませんでした。
娘は本で勉強してノートを作っていましたが具体的な商品のことは知らなかったみたいです。
初産で具合が悪くなった後に、卵を取ってもらったペットやさんに聞いたのですが、
イカの骨が原料の「カットルボーン」というものをケ-ジに入れておくと「卵殻」の素になって良いそうです。
卵の殻が柔らかいと「卵詰まり」の原因になるらしい。
追記…何回か卵を産み続けて、最後の方はやけに殻が柔らかいのが出来てたりしました。
出てこないのに次のがお腹の中で作られてしまい、2個を立て続けに産んだりして辛そうなこともありました。
普段は見向きもしないのですが「発情期」になると1日で小さくなる勢い。
全部食べてるのではなく、半ば遊んでいるのでしょうけれど。
「削るのは摂取する分だけにしてくんな!」
って思いますが、かなり楽しいみたいなので「発情期」のお楽しみということにして許しています。
その後のぴのこ
ヒーターの上昇気流を体に浴びてお腹が温かそう。
具合はすっかり良くなりました。
インコって人みたい。。。
「 カルビタバードの原液を舐める 」は、人間でいうところの「 おかゆ を食べる」と同じなのでしょうか?
普段は飲水に数滴入れて使ったりするものですが、水も飲めないぐらい食欲が無いときも「コレの原液」だったら舐めてくれます。
食べないので便秘気味だったのですが、こんなもの舐めるだけでも便意を催すんですね。
長い間溜まっていたであろう臭い下痢便を”だら~っ”としました。
「食べて、出せる」のも健康の証ですよね(笑)
💩が出たので少し食べたくなったのか、餌を少々ついばんでいました。
だんだんケージの縦の面に飛びついたり出来るようにもなりました。
インコも人と同じで具合が悪くなったり回復したりするのが一目瞭然。
まとめ
ともあれ、
セキセイインコなどの鳥さんが体調を崩した時は「 保温と栄養が一番 」だといいます。
クリアファイルでインコを保温するための集中治療室を自作してみませんか?
カルビタバードもおすすめ。